当院では保険診療を前提に行っていますが、"前提"だからこそ特にその質を重視しています。保険診療の制限の中で、いかに考え抜いて工夫し、いかに長持ちさせ、質の高い診療をするかに最善を尽くしてきました。小さな"こだわり"や微妙な感覚までは伝わらないかもしれませんが、見えないところで一つ一つの治療ステップや器材などすべてに、長年こだわり抜いて培ってきた、経験と技術を反映させています。今ある歯を、生涯に渡って1本でも多く残せるようにとの願いを込めて。
また、ご希望に応じて保険外診療も取り入れています。院内CTによる精密検査や、より効果的な治療方法、補綴物設計、薬剤、審美材料などが的確に使用できるため、診断精度や治療選択の幅は大きく広がります。ですが、闇雲に単に高価なもの、最新のものを用いることが最良ではないと考えています。それぞれには適材適所、きちんとした理由があってこそ最適なオプションになり得ます。
院内に導入しているCAD/CAMシステムなどの歯科技工設備によって、オールセラミックによる1本単位の詰め物から10本以上の大きなブリッジ、インプラント上部構造に至るまでの院内製作が可能になっています。そしてすべての製作工程を院長自身が行い、外注製作では行き届かないような微妙な形態や色調、咬み合わせなどに対応しています。近年オールセラミック材料の進歩は目覚ましく、審美性・耐久性が改善し、金属アレルギーの心配がなく生体親和性が高いなど、メリットの多い材料になっています。また当院内製作におけるオールセラミック治療では貴金属や外注・人件費コストなどを省け、一人でも多くの患者様のお役に立てるようにとの思いもあり、当院では相場の半額以下に価格設定しています。 |