従来までの歯科レントゲン装置では一方向からの平面画像しか得られませんでしたが、歯科用CTでは歯や骨を3次元的な立体画像で撮影できます。また、歯の内部や骨の内部まで360°あらゆる方向から立体的に見ることができますので、より正確な診断や治療計画を立てることが可能になります。とりわけ有用なのは、埋伏歯、根管治療、歯周病、インプラント、顎関節症などになります。(一般的な虫歯診断にCTは向きません。)
「他院でレントゲンを撮ったが原因が分からず診断がつかなかった」
「根管治療を何ヶ月も続けているが一向に治らない」
「抜くしかないと言われたが本当にそうなのか精密検査したい」など、
歯科用CT撮影が診断に大いに役立つケースは多くあります。ご希望の方はご相談ください。(保険外1撮影5,000円) 尚、一部保険が適用できる場合もあります。
CTと聞くと放射線被曝量をご心配される方も多いと思いますが、歯科用CTは医科用CTとはX線の照射方式が異なるため、被曝量は非常に少なくなっています。被曝量は医科用CTによる胸部撮影の約70分の1、胃の単純X線撮影の約6分の1、飛行機による東京~ニューヨーク間の往復(高高度による宇宙放射線被爆)よりも少ない(約2分の1)という参考データがあります。
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